【就職としての結婚】『逃げるは恥だか役に立つ』でトキメキが止まらない
※以下、2015年4月当時の情報です。
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この間、TSUTAYAレンタルで1〜4巻を一気読みしたばかりですが、迷わず再読することに。おや、よく見たら5巻まで電子化されてるぞ!!(2016年7月現在は7巻まで電子化済み)
どんな話?
森山みくり(25歳)、彼氏なし。院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、ただいま求職中。見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の家事代行として週1で働きはじめる。両者とも快適な関係を築いたふたりだが、みくりが実家の事情からあきらめることに。現状を維持したい彼らが出した結論は、就職としての結婚ーー契約結婚だった! ひとつ屋根の下、秘密と妄想(?)の生活ぎ始まる……! (Amazonより)
相手を思いやって云々、もっと気遣ってくれ云々、あれやれこれやれ云々……。結婚って、誰かと暮らしていくってめんどくさい。でも世間的には結婚したほうが何かと都合がいいんだよな……よし、契約結婚しよう!
雇い主としての夫、従業員としての妻。夫婦関係に雇用関係を持ち込むと、責任範囲が明確になって報酬もお金で見えるようになり、スムーズ。そんな契約としての結婚は果たしてうまくいくのか!?
読んでみて思ったのは、、、
契約としての結婚生活を送っていく上で、登場人物の間で交わされる結婚観や夫婦観についての議論がおもしろい。
結婚って何だろう。夫婦関係ってどうやって成り立つんだろ。そんなことを考えさせられます。ついでに、世間の常識にとらわれないみくりの発想と、恋愛ニートのだめだめ平匡の関係の変化にときめきながら読んでいます。
他にも読める海野つなみ作品
▲高校生の恋愛オムニバスらしい。これから読む!
▲『小公女』のSF版。連邦国家になった地球に他の惑星から亡命してきた王女さまと、王女が留学した学校の住み込みメイドの話。
海野つなみさんは、大学時代に『tsunamix(1)』を読んで「なんと味わいがある不思議ワールドマンガなのだろう」と、だだハマりした作家さんです。いしいしんじとか、安部公房とか、星新一とか好きな人にオススメかも!