十月十色

Do or Don't --- that is a question。子育てとか、家事とか、読書とか。

子ども連れで大塚国際美術館@鳴門市へ行ってきた!【後編】

前編の見学レポートに続いて、子連れにオススメのポイントをまとめてみました。




⒈ 作品に触ってOK

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普通の美術館だと、子どもが作品に触れないように細心の注意が必要です。むしろ、言って聞かせても作品に触ってしまうような年齢の子は連れていかないべきなのか? う〜ん、どうだろう……。なんて悩む必要はありません。

「陶器の大きな板」に作品に忠実な色彩・大きさで再現されたものが展示されている美術館です。陶板に再現されるため、 紙やキャンバス、土壁に比べ、色が経年劣化しない作品たちが展示されています。(陶板名画美術館|大塚国際美術館の特徴|大塚国際美術館 - 四国 ・ 徳島県の美術館 観光施設 -より)
もちろん、汚れた手で触ったり、傷つくように乱暴に触ったりするのはNG。実物大の陶板レプリカにふれて、芸術が身近なものとして体験できるいい機会になります。

それに、美術館で作品を囲っているロープ。子どもってあれで遊ぶの好きだから、遭遇すると大変なんですよね。テーマパークの行列でもカチャカチャやったり、ぶら下がろうとしてみてり(自分も子どもの頃は遊んでたので、気持ちはわかります)。あれがないのも気が楽。


⒉ 写真撮影できる

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三脚の使用や商用目的の撮影などはNGですが、基本的に写真撮影OKです。家族でおもしろいマネ写真をたくさん撮影して楽しんだり、お気に入りの絵画の前で記念撮影できたりします。

私は、小さい頃から芸術作品に触れさせたいというよりは、いろんな経験を楽しんでほしいと思っています。今回の美術館も、楽しい思い出になればいいなと思って行きました。だから、家族で絵の中の人物のポーズをマネしては「お!似てるわ!」とか「いやいやいや、私の方が」とかいうやりとりができて本当に楽しかった。

それに、系統展示にあった古代のモザイク画からインスピレーションを受けて、折り紙でちぎり絵をやろうという話が出てきました。子どもが思いだしやすいように、モザイク画とも1枚パシャリ。うん、便利。


⒊ 広い

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とにかく広いので、子どもがすばしっこくウロウロしていても迷惑になりません。途中でベビーカーから降りたいとぐずりだした下の子がハイハイしてても平気。

本当に広いので、近くにあまり人がいませんでした。ツアーに遭遇したときを除くと、常に同じブース内に他の客が1組いるかいないかくらいでした。これだと、子どもが多少大きめの声を出してもそんなに気を使わなくてすみます。

ただ、広いので子どもとはぐれないよう注意は必要かと。


最後に、公式サイトから子ども関連のQ&Aだけピックアップしてみました。


芸術に興味を持たせたいなら

アニメだと『リトル・アインシュタイン』がオススメ。4人の子どもたちがロケットとともに冒険するアニメで、有名な絵画やクラシックの名曲などが登場します。うちの子も2才の頃好きでよく観てました。私もオープニングソングが好き!

リトル・アインシュタイン DVDセット

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絵本ならこんなのはいかが?

モディリアニの絵本―あえてよかった (小学館あーとぶっく (12))

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ケイティとすいれんの池 (ケイティのふしぎ美術館シリーズ)

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  • 作者: ジェイムズ・メイヒュー,結城昌子,西村秀一
  • 出版社/メーカー: サイエンティスト社
  • 発売日: 2013/02/20
  • メディア: 大型本
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『モディリアニの絵本』は「小学館あーとぶっく」シリーズのうちの1冊。ヒトの体に注目しているので、シリーズ内でも特に親しみやすいかと。

『ケイティとすいれんの池』は、ケイティがおばあちゃんと展覧会に出かけるところから始まるケイティシリーズの1冊。娘がモネの庭を楽しんでいたから、この1冊から読んでみたい!

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