十月十色

Do or Don't --- that is a question。子育てとか、家事とか、読書とか。

子ども連れで大塚国際美術館@鳴門市へ行ってきた!【前編】

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このゴールデンウイークは、家族で大塚国際美術館に行ってきました!

▶︎大塚国際美術館|現代絵画|陶板名画美術館|システィーナ歌舞伎|徳島県|鳴門市

行く前に調べてみると、展示してあるのはすべてニセモノだけど日本一入館料が高いらしい。TripAdviserでは「行ってよかった美術館&博物館ランキング」年間1位を獲得したこともあるとか。一体どんなところ? とワクワクしながら車で向かいました。


バスにのってGO!GO!

駐車場から入り口まで遠いなあと思っていたら、シャトルバス(無料)で向かえるとのこと。待合室もあるから、暑い日でも寒い日でも安心。

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ベビーカーでシャトルバスに向かっていたら「向こうで貸出しているので、お持ちいただかなくても大丈夫ですよ」と案内係の人に2度声をかけられたものの、長時間だと押しなれたものの方がいいから自前のベビーカーで行くことに。バスに乗るときには荷台に乗せてくれます。


チケット、たしかに高いね〜

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さて、大人1人3240円のチケットを買っていざ行かん。日本一高いといわれる入館料は下記のとおり(2015年5月現在)。
入 館 料
小・中・高生 540円 
大  学  生 2,160円 
一    般 3,240円  (いずれも消費税等込)

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にしても、入館窓口からフロアまでのエスカレーターが長いです。写真は、半分以上登った後のものです。振りかえると足がガクガクなりそうなレベルで長いです。危ないから何段階かに分ける設計にすればいいのに。これがあるから、駐車場であんなに貸出ベビーカーをプッシュしてたのかしら。

長いエスカレーターを登りきるとB3フロアに到着! ちなみに地下3階からスタートして地上2階まであります。

案内係のロボットもいます

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わしもが好きな娘はロボットに興味津々。この子すごくて、ミュージアムガイドツアーもやっているらしいです。ちょっと聞いてみたかったな。

ガイドツアーだけでなく、こんな楽しみ方も。

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アートくんの顔を見つめると顔認識してくれて、美術館にある絵の中から自分に似ている絵を紹介してくれます。診断してから周ると楽しみが増えますね。家族4人ともそれっぽい絵を選んでもらって大満足。

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周りはじめる前に同じくB3フロアにある顔パネルでひと遊び。名画の顔パネル、ふきだし、額縁が置いてあるので、写真を撮って遊べます。なぜか子どもよりもパパがノリノリ。



ひとしきり遊んだら、作品鑑賞スタート

日本 最大級の常設展示スペース(延床面積29,412平米)を有する「陶板名画美術館」です。
館内には、6名の選定委員によ って厳選された古代壁画から、世界25ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を大塚 オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製しています。
コンセプト|大塚国際美術館の特徴|大塚国際美術館 - 四国 ・ 徳島県の美術館 観光施設 -より)
というだけあって、広いのにギッシリと作品が並んでいます。同じテーマで描かれている作品がまとめて展示してあったり、修復前と修復後のものが並べて展示してあったりするのが素人目にもおもしろいです。

この辺り、系統展示の見どころかな。

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▲娘はこの2つの『荘厳の聖母』を見て「わ〜い! まちがい探しだあ!」と喜んでいました。

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▲写真撮影OKなので、絵に描かれた人のポーズをマネして写真を撮るのも楽しい。

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▲ゾーンごとに段差も多いですが、スロープと階段があるのでベビーカーでもラクラク周れます。

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▲広い部屋にはイスやベンチがいっぱい並んでいます。腰かけてゆっくり絵を鑑賞してもいいし、疲れたら好きな絵の前で休むのもイイね!

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▲私が一番気に入ったのはココ。急かされてじっくり鑑賞できず残念でしたが、中庭に広がる緑と絵が美しい。こんな中庭のある家に住みたい。

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▲B2には藤のアーチをくぐった先に環境展示のひとつ『モネの庭』があります。大睡蓮の絵を囲むように睡蓮の花が植えられているのが、なんともステキな演出。メダカも泳いでいて、娘が「ママ! オタマジャクシだよ!」と喜んでいました(訂正済)。


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▲4枚の大睡蓮が楕円状に広がっていて、360°見回してもモネ。そしてそこを華麗に走りまわる娘。


こんなところで業火の向日葵!?

エレベーターの中に、コナンに登場するゴッホの向日葵が展示されていると書かれたポスターを見つけ、コナン大好きな娘が大盛りあがり。

絵はB1にあるのに、心が逸るようで「ねえ、業火の向日葵まだ? まだ? 早く行こうよ〜」と途中から大変でした。入場券をキッドカードに見立てて遊びながら先へ進むと、、、

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▲ようやく目的の向日葵まですぐそこ!

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▲あった! 向かいにもう一枚、ゴッホの向日葵がありましたが、娘はこちらと記念撮影。思わず飛びついてます。


所要時間はサクッと周って2.5時間

ネット情報によると、所要時間は最低でも3時間とのことでした。子連れで説明書きをさらさら読み飛ばしながら回ると2時間半でした! ゆっくり味わっていたら半日かかりそう。もし行くなら1日費やす覚悟で行くのがオススメ。

以上、子ども連れで行く大塚国際美術館の感想レポートでした!



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