十月十色

Do or Don't --- that is a question。子育てとか、家事とか、読書とか。

朝起きたら娘がヒジをかきむしって血だらけだったので、病院に行ってきた

一昨日の夜から下の子が寝ている間に何度もヒジをかきむしるようになりました。朝起きたら右手は血だらけ。これは早く手を打ったほうがよさそうなので、近くの皮膚科にかけこみました。

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診断結果は「接触性皮膚炎」

接触性皮膚炎
原因物質の毒性の強さによって症状の強さが決まり、アレルギーとは無関係なので誰でも起こりえます。
痒みを伴う発疹が、原因物質の接触した部分に出現し、その発疹は水疱・紅斑・丘疹などの典型的な湿疹を呈します。
原因物質は油・洗剤・石鹸など刺激の強いもので起こります。他、おむつかぶれは尿や便が細菌によって分解されできるアンモニアによる刺激で起きます。
(「 接触性皮膚炎(かぶれ) | 皮膚科 | 五本木クリニック」より)
診断結果は「接触性皮膚炎(かぶれ)」だろうとのことでした。原因物質は簡単には特定できないけど、この時期だと汗の場合が多いとのこと。ヒジの内側の皮膚は薄いので、汗に含まれる亜鉛や塩化ナトリウムなどの物質に反応してかぶれてしまうそうです。

ヒジの症状の出方や、ほかの部位には症状がないことから、アトピー性ではない様子。


この後の懸念は「とびひ

とびひとは民間で言われる俗名で、皮膚科の正式病名は伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)と言います。細菌による皮膚の感染症です。ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌(溶連菌と略します)などが原因菌です。
(「とびひ Q1 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)」より)
子どもはかゆいとかきむしります。かぶれで皮膚のバリアが弱まっているところに、手についているブドウ球菌などが入りこみ、とびひになるそうです。

とびひになると抗生物質を使うのですが、子どもにはあまり抗生物質を使わせたくない。だからそうなる前にしっかり治しましょうと言われました。


治療は「湿潤療法」がベスト

一番効くと説明された治療法は以下のとおり。

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  1. かぶれているところに薬をぬる
  2. 別の薬をぬったガーゼを当てる
  3. 包帯などで保護する
ガーゼにぬった薬がフタの役割をするので、最初にぬった薬がよく浸透するのだとか。

ただ、小さい子だとガーゼや包帯を剥がしてしまってうまくいかないこともしばしば。なので、⒈ と⒉ の薬を混ぜて処方してもらい、かぶれにぬることになりました。ガーゼと包帯も子どもが外さないかぎりつけておく予定。

1日2〜3回薬をぬり、木曜か土曜にもう一度診察してもらう予定です。ヒザ裏や首まわりもかぶれやすいので、汗をよく落として清潔にするよう注意します。

今度からは、かきむしる前の赤くなった時点で対処するようにしよう。早くよくなりますように。


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傷はぜったい消毒するな?生態系としての皮膚の科学? 光文社新書

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