十月十色

Do or Don't --- that is a question。子育てとか、家事とか、読書とか。

子育て専業主婦こそブログを書くべき2つの理由

この更新で61記事め。ブログ黎明期からいくつかのブログを立ち上げてきましたが、こんなに続いたのは初めてです。続けるコツは「無理に書こうとしない」「書きたくなったときに書きたいことを書く」こと。

そもそもブログを始めたときの目的は、何も残らない専業主婦生活で自分のために何かしら記録を残していくことでした。他人が主語でめまぐるしく走りつづける日々、自分の人生を失うのが怖かったんです。ちょうどこの方のような心境。

そんな私が、子育て専業主婦にこそブログを書くのをオススメしたい2つの理由を紹介します。


好きな人格を選べる

ブログは、専業主婦が家にいながらにして簡単にペルソナが作れる方法かもしれません^^普段のキャラではない人格を演じて思いのたけを書くと、ストレス発散ができて心の中が整理されてすっきりします。
(「専業主婦のストレス発散&解消法~原因は“ペルソナ”にある?! - ぼっち充のススメ」より)

子どもが生まれると、すべては子ども中心になります。ごはんをゆっくり食べている余裕はないので早食いになり、トイレに好きなタイミングで行くこともかなわず、部屋は子どもが危なくないように物を動かし……。時間も空間も子どもの都合に合わせないといけなくなります。

私は言葉やふるまいも母親仕様になりました。比較的低めのトーンで早口めに話すタイプでしたが、赤ちゃんに耳心地のいい高めのトーンでゆっくり話すようになり。子どもながらの理不尽に耐え、親の常識を超える子どもの意図を汲もうと努力し。服装だって子育てに特化した動きやすく汚れても苦にならない服を選び。そういうふうに周りが求めるようにふるまう日常は、少しずつストレスがたまるものです。ましてや主婦業も母親業もそれが休みなく続いていきます。

そんな中で唯一私が何にも気兼ねせず好き勝手ふるまえるのがブログです。私にとってブログは自然体の人格で過ごせる場です。読んでくださる方が読みやすいように気をつけますが、言いたいときに言いたいことを言いたいように書いています。

自由にふるまえる場があると救われます。リアルにそんな場所が確保できる外交的な人はそれでいいと思いますが、内向的な私はそうもいかないのです。気を許せる人と頻繁に会う機会がないので、ブログが唯一無二の聞き手になってくれています。ほんと、頼りにしてるよ!



一歩引いたところから子どもと自分を見つめる

Eテレ『助けて! きわめびと』の「明るく介護したい」の回で、岡野雄一さんが「明るく介護するコツは一歩引いたところから親と自分を見つめること」とおっしゃっていました。

岡野さんは相談者から介護エピソードを聞きだし、そのシーンを絵に起こします。途中まで描くと、相談者に「そのシーンの自分の表情や言葉を書きこんでみてください」といって絵を渡します。当時の様子を振りかえりながら、相談者の表情はどんどん明るくなっていきます。

岡野さん自身も、介護で変なことやキツイことがあったときは「よしよしネタになるぞ」と思って喜ぶそうです。


たしかに私もブログを書きはじめてから、ツライことがあったときの思考が変わりました。「これ記事ネタになりそう」「どんな流れで書こうか」「どんな要素を入れようか」と記事作成脳が勝手に動きだします。

今までは、ネガティブなことがあると自分の感情を抑えつけたり無視したりすることが多かったです。ブログを始めてからは「今何が起こっていて、私はそれに対してどう感じているのか」を意識して考えるようになってきました。

日常ではその場その場でどんどん判断して対応していかないといけないので、たまに立ち止まって考えてみるのはいいですね。気持ちがラクになるし、その場では気づけなかったことに気づけるので、次からもっとうまくやれるようになります。忘れないでおきたいことも記事にしておけばラク。ついでに同じことで困っている誰かの役に立てるかもしれないんだから一石二鳥!

ということで、子育て中の専業主婦の方、一緒にどんどんブログを書きましょう。


ペコロスの母に会いに行く

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