「家」+「庭」=家庭が生まれる。きわめびとが教える庭づくりの秘けつ
別の記事でも言及したのですが、
最近Eテレの『助けて! きわめびと』が熱いです。とくに「ステキな庭をつくりたい」で取りあげられていた、庭園デザイナー・石原和幸さんの庭づくりがとてもステキだったのでご紹介。
石原さんは、庭を4つのゾーンに分けて考えるそうです。庭がないマンションでは、部屋とベランダ全体を庭と捉えて4つのゾーンをつくりあげていくといいとのこと。
- ウェルカムゾーン
- 集いのゾーン
- 畑ゾーン
- 家族の思い出ゾーン
実際にテレビで作りかえられていくベランダの庭を見て、庭づくりに興味がなかった私が思わず大きなプランターを買っちゃいそうです。
玄関には人をもてなすビオトープを
番組冒頭で出てきたサラダボウルのビオトープにまず心をガシッとつかまれました。
大きめの透明なサラダボウルに、草木とメダカを共栄させる。メダカの排泄物が草木の栄養になり、草木がメダカに酸素を供給する。
これを玄関においてみると、あっという間に魅力的な「ウェルカムゾーン」の完成です。
▼作り方は公式サイトにあります。
狭い庭ベランダでは高さを生かした庭をつくる
狭いベランダでは、高さを生かすのがポイント。そのために、上の空間・中間の空間・足元の空間の3層で考えます。
深さのある大きなプランターに高さのある木を植える(上の空間)。そのプランターの土に素焼きの鉢を半分ほど植えこめば、乾燥しづらく手入れがラクになる(中間の空間)。空いたスペースに彩りの花を植えこんで完成(足元の空間)。
寄せ植えしていろんな植物を植え込むと、光や栄養をとりあって競争するので植物が強く育つのだとか。
娘が幼稚園からマリーゴールドを持ち帰ってきたり、誕生日に家庭菜園セットをもらったりしたので、これは庭づくりのチャンスかも!
「庭の魔法使い」
庭園デザイナー・石原和幸さんについて。100年以上続く花と庭のコンテスト「チェルシーフラワーショー」で、世界中からデザイナーが集まる中、7回も金メダルを受賞したことがあるきわめびと。エリザベス女王から「庭の魔法使い」と称されたほどだとか。羽田空港や渋谷駅なども石原さんの作品なので、次に行く機会があればじっくり見てみたいです。
▼仕事術の本も出されているみたいなので読んでみたい。
- 作者: 石原和幸
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2009/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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きわめびと、30分のライトな番組ですが本当におもしろいです。一般の人の具体的な悩みを解決していく過程で、専門家がどんな思想で解決策を講じるのか。興味のない分野でも実際の悩みに基づく説明がなされるので、毎回理解しやすく勉強になります。