十月十色

Do or Don't --- that is a question。子育てとか、家事とか、読書とか。

「家」+「庭」=家庭が生まれる。きわめびとが教える庭づくりの秘けつ

別の記事でも言及したのですが、

最近Eテレの『助けて! きわめびと』が熱いです。とくに「ステキな庭をつくりたい」で取りあげられていた、庭園デザイナー・石原和幸さんの庭づくりがとてもステキだったのでご紹介。


石原さんは、庭を4つのゾーンに分けて考えるそうです。庭がないマンションでは、部屋とベランダ全体を庭と捉えて4つのゾーンをつくりあげていくといいとのこと。
  1. ウェルカムゾーン
  2. 集いのゾーン
  3. 畑ゾーン
  4. 家族の思い出ゾーン
実際にテレビで作りかえられていくベランダの庭を見て、庭づくりに興味がなかった私が思わず大きなプランターを買っちゃいそうです。


玄関には人をもてなすビオトープ

番組冒頭で出てきたサラダボウルのビオトープにまず心をガシッとつかまれました。

大きめの透明なサラダボウルに、草木とメダカを共栄させる。メダカの排泄物が草木の栄養になり、草木がメダカに酸素を供給する。

これを玄関においてみると、あっという間に魅力的な「ウェルカムゾーン」の完成です。

▼作り方は公式サイトにあります。


狭い庭ベランダでは高さを生かした庭をつくる

狭いベランダでは、高さを生かすのがポイント。そのために、上の空間・中間の空間・足元の空間の3層で考えます。

深さのある大きなプランターに高さのある木を植える(上の空間)。そのプランターの土に素焼きの鉢を半分ほど植えこめば、乾燥しづらく手入れがラクになる(中間の空間)。空いたスペースに彩りの花を植えこんで完成(足元の空間)。

寄せ植えしていろんな植物を植え込むと、光や栄養をとりあって競争するので植物が強く育つのだとか。

娘が幼稚園からマリーゴールドを持ち帰ってきたり、誕生日に家庭菜園セットをもらったりしたので、これは庭づくりのチャンスかも!


「庭の魔法使い」

庭園デザイナー・石原和幸さんについて。100年以上続く花と庭のコンテスト「チェルシーフラワーショー」で、世界中からデザイナーが集まる中、7回も金メダルを受賞したことがあるきわめびと。エリザベス女王から「庭の魔法使い」と称されたほどだとか。羽田空港や渋谷駅なども石原さんの作品なので、次に行く機会があればじっくり見てみたいです。

▼仕事術の本も出されているみたいなので読んでみたい。

世界一の庭師の仕事術 ?路上花屋から世界ナンバーワンへ?

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きわめびと、30分のライトな番組ですが本当におもしろいです。一般の人の具体的な悩みを解決していく過程で、専門家がどんな思想で解決策を講じるのか。興味のない分野でも実際の悩みに基づく説明がなされるので、毎回理解しやすく勉強になります。

まずはマリーゴールド用のプランター買いに行かなきゃ!