十月十色

Do or Don't --- that is a question。子育てとか、家事とか、読書とか。

自家感作性皮膚炎ではなく、溶連菌による「滴状乾癬」でした

先日からの身体がかゆくてたまらない話。

なかなか治る気配がなく、日に日に増えていく発疹。発疹が出ているのはまだ服に隠れる部分だけだけど、このままいくと手足まで広がっていくのでは……と恐れをなし、セカンドオピニオンを試してみることにしました。

今回かかったのは、車かバスでないと行けない距離にある皮膚科。皮膚科の専門医が開業しているところで、サイト見る限りアトピーとかに力を入れている感じ。口コミもまあまあよかったので意を決して行ってみることに。


「中から悪さしてそうだねえ」

先生は患部を一目見るなり「中から悪さしてそうだねえ」とひと言。「ここ1ヶ月、熱出たり喉痛かったりしなかった? 扁桃腺が腫れたりはなかった?」などひとしきり聞かれ、まあ発熱はありましたと答えると「溶連菌によるテキジョウカンセンかもね」との診断。

「テ、テキ、ジョウ?」と思ってたら「しずくの滴だよ。水をパッパッとかけたようになるから “滴状乾癬(てきじょうかんせん)” っていうの」と教えてくださいました。

急性滴状乾癬
風邪や扁桃炎などに引き続いて、全身に滴状(水滴くらいに小さい:米粒大~大豆大くらい)の落屑を伴う紅斑が急速にあらわれます。
乾癬|患者さん・ご家族の皆さま|田辺三菱製薬株式会社より)

もし溶連菌による症状なら、抗生物質を2週間〜1カ月飲めばたいていキレイに治るそうで。自家感作性皮膚炎とは違って原因と対処法がしっかりしているので、なんとか治せそうな予感がして気持ちが明るくなる。

視診だけだと推測の域を出ないので、念のため血液検査もしてもらうことに。抗生物質飲んでやっぱり治りませんね、ってなるのはイヤだし。かゆすぎる日々はツライのでなんとかしっかり治したい。

検査の結果を待ちつつ、抗生物質を服用して様子を見ることに。


検査の結果、やっぱり溶連菌による滴状乾癬でした

5日後に検査の結果を聞きに行ったところ、溶連菌による滴状乾癬で間違いないだろうとのこと。溶連菌の抗体を示す数値が高かったのと、白血球の数値も標準内ではあるものの高めに出ていたそうで。

たしかに抗生物質を飲みはじめてからは、新たな発疹が出てこなくなりました。それまでに出ていたものがまだまだかゆいので、ツラさは相変わらず。ただ、これ以上悪くなったらどうしよう……という不安はなくなりました! 地道に抗生物質を飲みつつ、できた発疹が治るのを待つのみ。

自家感作性皮膚炎なら徹底的な体質改善するしかない! と思って制限した食事をゆるくしました。好きなものをガマンしてストレス溜めるほうがよくないらしい。基本の3食は身体によさげなものを積極的に摂りつつ、禁止していたチョコレートも程々に楽しむことにします。

溶連菌感染症は子どもに多い病気だそうですが、大人の間でもここのところ流行っているらしいです。発熱とともにノドの痛みがある場合は病院にかかったほうがいいかもしれませんね。溶連菌が原因の症状かどうかについて、発熱時は簡単な検査ですぐに分かるそうです。ご参考まで。

-