「子どもには試行錯誤を積みかさねて自分で学んでいってほしいな」と砂場でしみじみ思う
空が秋めいてきてきましたね。昼間も涼しくなってきたので、公園遊びの時間が増えました。
上の子が1歳半だった頃、保育園の先生がよく砂場で型抜きして遊んでくれてたなあ……とふと思いだし、1歳5ヶ月の娘といないいないばあのお砂場セットで遊んでいます。
最初のうちは「子どもと楽しく」遊んでいたのが、だんだん「いかにキレイに型を抜くか」に夢中になっていき……。キレイに抜けると娘も喜んでくれるので余計に熱が入る。
「上の砂は白いね〜白い砂だとキレイに固まらないんだよ〜。だからこうやって掘るんだよ。茶色の砂を詰めて、ギュッギュッとやるといいの。ほらいくよ〜! いち、にの、さんっ!!」
そんな感じで説明しながら夢中でワンワンを量産してきました。娘もマネしてひっくり返すものの、なかなか上手くできず。でも楽しいようで砂を詰めたりひっくり返したりしながら「うお〜!!」と喜んでます。
水分を含んだ層をガリガリ削りながら、そういえば砂場で遊んだ記憶ってあまりないなあと思いまして。
それでも、水分を含んだ砂でないとうまく固まらないとか、少し掘れば固まりやすい砂が出てくるとか、よく知ってるよなあ、私。誰に教わったわけでもないけど(いや、覚えてないだけで教わったのかもしれないけど)砂場でいろいろ試しながらどうやればうまくいくのかちゃんと学んでいたんだよなあ。
公園遊びなんて毎回同じことのくり返しで、付き添いの大人からしてみると飽き飽きするものかもしれない。それでも子どもたちは、日々一瞬一瞬、何かを学んでいる。かつて子どもだった私がしてきたように。
遊びをとおして世界の仕組みを学んでいる子どもたちをのんびり見守っていこう。そうあらためて考えた昼下がりでした。
【追記】
ご参考に。