言葉遅れが気になるなら、とりあえずこの本読んでやってみて!『語りかけ育児』
言葉遅れが気になる系の記事を読みました。
過去記事をさかのぼってみると、うちの次女は1歳1カ月時点で意味のある単語を6つ話していたようです。
「ママ」
「パパ」
「ちゃ(茶)」
「おっぱ(おっぱい)」
「ちょちょちょ(こちょこちょ)」
「じーっ(見つめる擬音)」
来月で2歳になる現在、ざっと思いつくだけでも30単語は意味のある言葉を話している様子。といっても、明瞭に発音できるのは20語ちょいで、残りは「び!(テレビ)」や「にゃーにゃ(ネコ)」のように1音や擬音語です。それだけでもだいぶコミュニケーションしやすくなってきました。
分厚いですが、月齢毎に読めるので成長に合わせて今の子どものところだけ読めばいいです。
0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児
- 作者: サリーウォード,Sally Ward,槙 朝子,汐見稔幸
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/06/26
- メディア: 単行本
- 購入: 39人 クリック: 176回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
この本から上の記事の相談者の方にぜひともお伝えしたいポイントをいくつか紹介します。
1. 言葉かけの絶対量を増やす
語りかけ育児では、1日30分の語りかけタイムを推奨しています。この時間は、テレビなどを消して静かな環境をつくり、子どもが集中しているものについて言葉かけをします。
毎日30分の時間がとれなくても、気づいたときに意識して言葉がけをするだけでも違うはず。気楽にできる方法として、散歩や買い物で外出するときに、実況中継しながら語りかけするのがオススメです。
2. 話すスピードをゆっくりにする
普通に話しているつもりでも、子どもにとっては速すぎることがあります。教育テレビに出てくるキャラたちのマネをして話してみると、これくらいゆっくりしゃべればいいのか、と腑に落ちるはず。
3. 同じ言葉をくりかえし使う
花に水をあげるような気持ちで、何度も何度も同じ言葉を浴びせます。例えば、散歩でネコを見つけたときは次のような感じです。
「ネコがいるよ」
「かわいいネコだねえ」
「あ、ネコちゃん、こっち見てるね」
「雪ちゃんはネコが好きだねえ」
とにかく1つの単語をいろんな文脈で何度も投げかける感じです。
折にふれて読み返すようにしていますが、毎回何かしら気づきがあります(というより、日々の生活の中で抜けおちているポイントを思い出す感じです)。
どんな語りかけをすればいいのか、実例を交えながらその月齢にあったやり方を紹介してくれるので実践しやすいです。読んだことがない方はぜひ読んでみてね!