周りはみな旧知の友と思えばうまくいく『雑談の達人』
人と雑談することに苦手意識があるので、何とかしようと決意。せっかくなのでいろんな雑談関連本を読んでみようかと思います。
まずは1冊め。
- 作者: 内藤誼人
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2013/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
過去に内藤誼人さんの著作は何冊か読んだ記憶があるものの、あまり好きではなかった印象。ですが、この本はとってもよかった! そういえば以前読んだ著作もコツがたくさん取り上げられてて、悩みがドンピシャな読者にとってはいい本だったのかもしれないです、私に必要なかっただけで。
では早速、本書の中から刺さったポイントを紹介。
1. 初めから距離を縮める
たとえ初対面の相手であろうが、年来の友に会うときのような気楽さを持っていたほうがいいと思う。ようするに、親しい友人に話しかけるときのように、かなり「くだけた」口調で切り出すのである。
これは見える世界が変わりましたね。ほんとびっくり。今まであまり親しくない人と話をするときは、敵とは言わないまでも私と話してつまらなくないだろうかとオドオドする気持ちがどこかにあったことに気がつきました。
早速、幼稚園で会うお母さんたちに、まるで旧友のように話しかけるように心がけてみたら、楽しいのなんの! できれば誰とも話さず無難に帰ろうと思っていた日々がウソのよう。こんなに簡単なことなのか、とビックリしております。
メールでこちらが先に自分のことを語っておくと、最初こそ相手も硬い文章のメールを送ってくるかもしれないが、次からは、わりと自分の個人情報なども含めて返事をしてくれるようになるものである。
はじめて会う方にアポ取りするメールのやり取りの時点で親しくなっておく、というのもいつか役立てそうな技。
2. ネタを仕込む
記憶してある以上のネタなどら私たちの脳みそは即興でこしらえることはできない
自己紹介ネタを仕込むのは確かにアリだな。そう思い、早速テレビで見た出身地のネタをメモメモ。長崎には尾曲がりネコが多いらしいですよ〜。
あらかじめ相手を勇気づけるようなネタを準備しておき、それで励ましてあげる
一般的に、健康ネタは受けがいいとのこと。たしかに悩みネタはいいかも。お母さん同士の間だと、子どもに関する悩み。「うちの子最近こんなんで困ってるんやけど、○○さんとこはどう?」みたいな感じでいけばいいのか。
3. 場数を踏む
人付き合いの総量を増やすようにすれば、当然ながら、雑談力もそれに比例して伸びていく。
難しいことなど考えずに、とりあえず人を見たら、片っぱしから声をかけていこう。
雑談が上手い人とそうでない人の決定的な違いは、自分から話しかけるかどうかだとのこと。
今までは話しかけてきてもらえるのを待つ側だったので、今後は積極的にとにかく自分から話しかけるようにします。
4. 話を膨らませる
会話をしているときにでも、隙あらば、自分の個人情報を入れていくという姿勢が重要だ。
例えば、「今日は暑いですね」ではなく「今日は暑いですね。私は北国出身なので暑さには弱いんです」といった具合に自己紹介ネタを盛り込んでいくといいとのこと。たしかに話が膨らんでいくきっかけになりそう。
クローズドクエスチョンよりオープンクエスチョンを多用するっていうのは比較的簡単にできそう。褒めて秘訣を聞くタイプの質問も多用したい。
何か一言付け加えて話すのはかなり高度な技術かなあ。自然な流れでかつ話を盛り上げるような一言を付け加えられるようになりたい。
- 作者: 内藤誼人
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2013/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る