十月十色

Do or Don't --- that is a question。子育てとか、家事とか、読書とか。

PTA通信をリニューアルするときに考えたこと ~要素編~

PTA通信をリニューアルするときに考えたことをまとめました。同じ立場の方にご参考になれば。

 

問題点を把握する

まず、昨年度までのものを見て、改善したほうがよさそうなポイントを分析します。

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一番の問題は、パッと見て文字が多い!

 

おたよりを見るお母さんたちは忙しいので、アクションが必要なさそうなおたよりはスルーしがち。文字量が多くて面白みのない文書なんて、なおさら「ふーん。ポイッ」とされてしまいます。せっかく作っているのにそれは悲しい……。

 

伝える必要がある内容で文字量が多くなるのは、もちろん問題ありません。ただ、以前のものをよく読みこんでみると、文字量が多い割に伝えていることが少ない。「ありがとうございました」「ご協力をお願いします」といった趣旨のことが、何度も違う言い回しで書かれているんですよね。そこまでへり下る必要ある? と感じてしまうほど、すっごく丁寧に書かれていました。

 

PTAの会員と役員の関係は、お客様と売り手ではありません。役員になった人も今年たまたま役員になっているだけで、あくまで対等な会員同士。もっと軽い感じで伝えても問題ないだろうと判断しましだ。


文書の趣旨を考える

今までのものを分析したところで、「そもそもPTA通信を何のために発行しているか」に立ち返ります。連絡事項など必要な連絡は、別途プリントが配られます。それとは別にわざわざPTA通信を発行しているのは「PTAの活動を会員に知らせる」ため。

 

PTAが関わる行事は色々ありますが、その場に来られない保護者もたくさんいます。そんな方たちに、当日どんな様子だったかを共有するためにPTA通信を作っているのです。そのため、「当日の様子が伝わる」ことを基準に、新しいフォーマットを考えることにしました。

 

PTA通信の要素

そして決定した要素がこちら。

  • タイトル部分:日付、発行元、PTA通信名
  • 見出し:月、行事名
  • 本文:当日の様子の文章、画像
  • 最下部:1~2行のコメント

 

以上の要素を元に、プリントのレイアウトを下書きしたラフがこちら。

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全体の雰囲気を楽しげにするデザイン決めは次回。