特別支援教育支援員、初日の話。
今年度から特別支援教育支援員の仕事を始めました。これから、小学校の普通級で支援が必要な子どものお手伝いをします。まず、先週のことですが、勤務初日の話を。
わが家の先輩に不明点をぶつけてみた
朝ふと「そういえばうちに小学校の先輩いるやん」と思いつき、小2の娘に色々と話を聞いてみました。
私自身まったく認識してなかったのですが、娘が通う小学校にも支援員の先生がいらっしゃるとのこと。
- 授業の間は後ろの方にいることが多い
- 助けが必要な子がいたら動く
- 休み時間は教室にいることが多い
とのことでした。
疑問に思っていたことを全部教えてくれたので、どうすればわからず不安→緊張する状態は解消できました。気持ちよく初日に向かえそう。ありがとう、娘よ。
まずは信頼関係を築くところから
年中の下の子の送迎の都合上、学校に着くのは1時間目が始まって少し経った頃になります。初日ということで、教室まで教頭先生がついてきてくださって、スムーズにサポートが始められるよう導いてくださいました。
最初はうろうろしながら子どもたちの様子を観察していたのですが、担任の先生から「この子のサポートをお願いします」と依頼を受けたので、ある男の子のひらがなの練習をお手伝い。“先生が赤で訂正した文字を消しゴムで消す”という作業をやってもらうだけなのに、これがまあ大変。なかなかやってくれない。
たしかに、子どもの側から見れば、授業の途中にいきなり知らない大人が入ってきて急にあれこれ指示を出されても「何だよ、この人」って感じですよね。まずは子どもたちとの信頼関係を築くことが必要だなあと実感。
体育では、先生たちの指導表現を採集
そのあと体育の授業の見守りのお手伝いをしました。1年生の年度始めということで、校庭の遊具が安全に使えるように遊ぶ練習の補助です。先生たちが指導するときに使う表現をしっかり覚えて、自分でも声がけに使ってみました。
【遊具のルール】
- まゆげの手はNG、メガネの手で握る
- 両手両足で離していいのは1つだけ(三点支持)
- 総合遊具は2段目まで登ってOK
- すべり台は足から滑る
小学生の男子たちは無理をしたがるので、一瞬でも目を離せない。幼稚園児たちの方が見ていて安心感があるなと思いました。
そして、給食がおいしい!!
毎日自分でごはんを作っている人なら誰しも思うでしょう。「ああ、だれかが作ってくれた料理が食べたい……。お店とかではなく、手作りのやつ」。まさか給食でその欲求が充たせるとは。鯖の竜田揚げがめちゃくちゃ美味しかったです。
ご飯粒が食器に残っていて担任に指導されていた子が多かったのですが、ご飯粒を残さずにピカピカに食べる指導ってどうやるんだろう。うちの子たちでそんなに悩まなかったポイントなので、具体的にどうやるといいかって考えたことがない。
試行錯誤を重ねていこう
教頭先生に初日の感想を聞かれて、なかなかじっとしていられない元気が良すぎるタイプの子にどこまで強く言った方がいいのか悩みますねと言ったら「それぞれ課題がある子どもにどう対応するかがこの仕事の面白み。これから模索して行ってみてくださいね」とのこと。色々と選択肢を入手して、試行錯誤だな。
とりあえず初日は、1年生のクラス担任の先生全員と会話ができたので目標クリア。それに何より子どもたちがとてもフレンドリーに接してくれたので、ほっとしました。まだまだ名前が覚えられていないので、これからたくさんコミニケーションをとって覚えていこうと思います。
次に向けてやっていくことリスト
次回、気をつけること
- やってほしいことを具体的に伝える
- どうすればいいか悩むところは先生にフィードバックをもらう
- 朝、メガネの曇り止めをしていく
- 教頭先生に、特に支援が必要な子リストもらう
行ってすぐにやること
- 今日の時間割を確認する
(体育がある日)
- 着替える
- 外靴を1年生の靴箱に移動する
帰る前にやること
- ネームプレートを外す
- プリントをバックにしまう
- 体育の服を持って帰る
追加で持っていくもの
- 歯ブラシセット