【船の上の本屋さん】ロゴスホープ号の洋上書店に行ってきた
世界一の船の上の本屋さんが長崎港に立ち寄ると聞いて、本屋好きとしては行かねば!と思い立ち、行ってまいりました。
▲出島に停泊するロゴスホープ号
そもそもロゴスホープ号って何ぞや?
ロゴス・ホープ号は50万冊の多岐にわたる書籍を提供しています。科学や技術、スポーツ、趣味、料理、美術、社会科学、言語などに関する何千タイトルもの本を扱っています。特にたくさんの種類の児童書を提供しています。可能な限り、訪れる港で話されている言語の本を販売できるよう努めています。(GBA船 知識、援助、希望を運ぶ船)
警備の受付で名前などを記入して、いざ船に乗り込みます。平日の夕方だったこともあってか、さほど行列もできておらず、15分ほどで乗船。
▲英語の案内板がなんだかいい感じ。この横にベビーカー置き場がある
▲長い階段をカンカンと登って入り口へ
▲おおー! いかにも船っぽい!
▲ワクワク感MAXで、いざ洋上書店へ。
価格表示はユニット単位
いろんな国の人が買い物するんだろうけど、支払いはどうなるんだろう。現地通貨? それとも両替所みたいなのがあるもの? と思っていたら、ユニットなるものを使っているのだとか。並べられている本にユニットと呼ばれる数字が書かれたシールが貼ってあり、それを立ち寄る国の通貨に換算する仕組み。日本円だと、100ユニット=300円。ユニット換算表が棚のあちこちに掲示してあって便利。
入り口にも出口にも児童書コーナー
たしかに児童書の売り場面積が1/3くらいで充実していた印象。絵本だけでなく、辞書や辞典、ワークブック、子ども向けソングCDもありました。
▲ディズニー関連書籍は鉄板。プリンセスの物語絵本やベッドタイムストーリーだけでなく、ミッキーたちが登場する百科事典も
▲子ども向けピクチャーディクショナリーのコーナー
▲ピクチャーディクショナリーが手頃な価格で、大きいサイズだけでなくポケットサイズもあるのが素敵。大型版が500ユニット(1500円)、ポケット版が300ユニット(900円)でした。気候や人体など、分野ごとの辞典がいろいろ並んでておもしろかったです。ほんとは全て欲しかったけど、さすがに重いから断念
日本語書籍はキリスト教関連がメイン
日本語書籍の棚は4つ。並べられている本のほとんどは宗教関連で、たいていがキリスト教の本でした。なかなか本屋さんでは見かけない本の中に、置かれた場所で咲きなさいみたいなベストセラー本が並んでて新鮮。
- 作者: 渡辺和子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/04/25
- メディア: 単行本
- 購入: 40人 クリック: 1,131回
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書店の他にカフェコーナーも
書店は一般公開しているエリアの1/3ほどで、他にはカフェコーナーや何か分からないけど啓蒙コーナーが。
▲カフェコーナーの壁にはイスラエルの布地の柄が飾られていて、どこか異国風
▲テーブルの上にメニューが置かれているものの、注文するのは何だがハードルが高い雰囲気。こんなときに食品サンプルでも並んでればいいのに
▲カフェの一角にはキッズスペース。お絵かきやブロックで自由に遊べます
時間帯のせいもあったのか、子どもを連れたお母さんと学生がほとんど。その中にちらほら一人で来ている若い女性が。お母さんたちは子ども向け絵本をカゴいっぱいに入れ、学生たちはワイワイ写真を撮ったり可愛い本を物色したり。
売り場にはちらほらボランティアスタッフがいるので、話しかけてみるのもありかも。男子学生らしき人が、可愛い外国人スタッフにガンガン話しかけてた(笑)
一度と言わず、何度でも行きたい
スタッフも外国人、案内も英語で、外国に旅をした気分になれたひとときでした。普段は出会えない本に出会えて楽しかった! ぜひまた日本に立ち寄ってほしいですね。
2014年5月12日までは長崎、5月16日〜26日は金沢に停泊するとのこと、興味のある方はぜひ!!