授乳で乳首が切れて激痛! そんなときはキズパワーパッドが効くよ
久しぶりに、授乳で噛まれた傷が痛んでツライ授乳生活を送っておりました。上の子育児で習得したワザを実行してみたものの、今回はなかなか治らない……。どうしたものかと思っていたときに、劇的に治る方法に出会ったのでご紹介。
まずは長女の授乳時代(4年前)からやっている対処法をサラッと。
⒈ 痛くない方から飲ませる
赤ちゃんの吸いつく力が一番強くなるのは、飲みはじめるとき。なので、飲ませはじめるのは痛みがない方からにする。
⒉ 飲ませる角度を変える
下の歯が当たってさらに傷を悪化させるので、傷の箇所に下の歯が来ない角度で飲ませます。縦抱き・フットボール抱き・車検飲みなど、いろいろな飲ませ方を習得しておくと便利。
参考サイト▶︎手すさびに紅き萱穂を: 改訂版・授乳四十八手図(前半)/手すさびに紅き萱穂を: 改訂版・授乳四十八手図(後半) ※面白いので一読の価値アリ
⒊ 授乳後に馬油を塗る
産院では羊油クリームを使っていましたが、個人的には馬油が好み。デリケートゾーンにも使えて、子どものオムツかぶれや火傷にも活躍してくれる心強い味方。
私はいろいろと試して『ソンバーユ 無香料 70ml』に落ちついてます。冷蔵庫で保管して、使うときは清潔なスプーンなどですくうようにすると、油臭さがしてこないので長持ち。
⒋ 痛い方の授乳を一回休み
おっぱいが張ってツラくなりそうなら、軽く搾乳したり乳房を冷やしたりしておきます。放っておくとカチコチになって乳腺炎に……は避けたいので普段以上に意識して状態をチェック。
次女のときも何度か傷ができたものの、上の4つで何とか乗り越えてきました。しかし今回は傷が深かったのか、痛みが増していく一方。何とかならないものかとネット検索してみたら、ありましたよ!
授乳で傷が痛むなら、ハイドロコロイド絆創膏!!!
知恵袋に「キズパワーパッドを貼るといい」との声が。
キズパワーパッドは、傷を消毒せずに乾かさないで治す「湿潤療法」に基づいて作られているハイドロコロイド材の絆創膏です。幸運にも、わが家では子どもの擦り傷用にキズパワーパッドと同じハイドロコロイド素材の『ケアリーヴ』を常備しています。
ニチバン ハイドロコロイド絆創膏 ケアリーヴ治す力 Mサイズ 12枚入り
- 出版社/メーカー: ニチバン
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る
どっちも使ったことがあって、使用感にさほど差がないので、近くのドラッグストアで豊富に売っていて補充しやすいという理由で『ケアリーヴ』です。
早速貼ってみたら、2日で授乳しても痛みがないレベルまで治りました。すごい。1週間痛みと格闘していたのは何だったのか……。
やったぜ!と油断していつもどおり飲ませていたらまた痛みはじめたので、もう1日貼るのを延長。今度はゆるいペースで授乳復帰しようと思います。結構深い傷だったので、見た目は治って見えても下の層ではまだ傷の修復中だったのでしょうね。気をつけます。
あ、授乳中は子どもが飲みこまないように外すなり何なりしたほうがよさそうです。
湿潤療法について詳しく知りたい方はこちらの本がオススメ。子どもはよく傷を作るので、一度は読んでみとくといいですよ。傷のレベルごとの治り方の違いなども面白いです。
傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 (光文社新書)
- 作者: 夏井睦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/06/20
- メディア: 新書
- 購入: 21人 クリック: 464回
- この商品を含むブログ (57件) を見る
▲この本によるとキズパワーパッドは1日1回貼り替えたほうがいいとのことです。
ヴァセリンを塗ってラップを貼っておくのでも同等の効果を得られるとのこと。とりあえずヴァセリンとラップでやってもよかったかなあ。何か機会があれば試してみたい。