幼稚園でPTAのクラス役員になったので、役員決めの葛藤など
何かに背中を押されるように、幼稚園の今年度役員になってしまいました(しかも本部で副会長)。今回は、クラス役員決めの葛藤を書き連ねてみたいと思います。
本当は役員をやらないつもりだった
娘が通う幼稚園では、兄弟合わせて子ども在園中に1度は役員を引き受けるのが原則です。うちは3年違いの姉妹なので、姉妹の在園期間合わせて6年間のうち1度引き受ければいいことになります。
上の子が年中で、下の子はまだ2歳。下の子がいると役員になっても自由に動けないかと思い、上の子のときには役員をやらずに下の子のときに引き受けようと考えていました。だから今年度も役員をやらずに過ごすつもりだったのに……。
立候補を待つ沈黙の重圧
クラス役員決め当日。事前のアンケートですでに立候補者がいて、この日はあと1人の役員を決める感じでした。前年度の役員の仕切りで、役員決めが始まります。
新年度の役員を決める際、どうしても立候補者が出ないことがありますよね。園側の意向で、くじ引きなどでは決めず立候補で決めてほしいとのこと。立候補者が出るのをひたすら待ちます。
みんな気まずそうに伏し目がちで、長く長く続く沈黙。やりたくないけど、もしやらなきゃいけなくなったらどうしよう……誰か手を挙げて……。そんな無言の会話が飛び交い、胸が締めつけられます。役員をすでにやったことがある人は普通にしていられるけど、役員になりたくない未経験者はこうして沈黙の中ドキドキしていないといけないんだよなあ。辛いなぁ。
そんなとき、ふと思いました。
下の子がいるから役員を引き受けないつもりだったけど、別の視点で考えてみると上の子のときに引き受けたほうがいい点もあるよなあ、と。
役員期間中は用事で園に出向く機会が多々あります。前年度の役員のお母さんによると、バザーなどの大きな行事直前は毎日のようにいかなければいけないようです。
上の子の時に下の子を連れて役員の仕事に出向いておけば、下の子が在園中は自分の自由な時間が増える。下の子が園に通いはじめてできた1人になれる時間をPTAに使うのはもったいない気がしてきて。
それに、もし役員を引き受けなければ来年も再来年もこの沈黙の重圧に耐えなければいけないんだよなあ。それは厳しい……。
それなら、今年度やっちゃうか!
ということで、沈黙を破り、役員に立候補しました。その場の勢いでやっちゃった感もあり、初めの定例会までは不安と緊張で胸がいっぱいでしたが、今では何とかなる気がしています。
引き受けたからには精いっぱいやるつもりです。一生に一度の経験、思いきり楽しもう。