本を読む子に育てるために、本にまつわる楽しい思い出を作ろう
前の記事につづいて今日は、本を読む子に育てるために意識していることです。
本に自由にさわらせる
0歳児は、本を読むものだと思ってません。かじります。100%かじります。ここで、「あー!かじっちゃダメ!!」と取り上げるのはやめてほしい。うちでは、厚めの紙の絵本にしたり、テープで端を補強したりして好きなようにさせてました。
うちの子たちは本棚から本を引っぱりだすのが好きだったので、こちらも好きなようにさせてます。コツはこまめに元に戻さないこと(笑)。戻してもすぐ引っぱりだされてしまうので、元に戻すのは1日3回くらいにしていました(ズボラでごめんなさい)。
「ダメ!」というと、本にまつわるイヤな記憶ができて、本から遠ざかるかも……と不安に思っていたので、本に関しては何をしても「ダメ!」とは言わないように特に気をつけています。
本を読み聞かせる
読み聞かせるといっても、あまり真剣にはやっていません。気が向いたとき、手持ち無沙汰なとき、寝る前に心と時間の余裕があるとき、くらいですかね。
一番大事なのは、親が好きな絵本を見つけること。色彩、絵のタッチ、ストーリー、言葉づかい……何でもいいので親自身が大好きだと思える絵本がいいです。子どもが聞いていないようでも大丈夫。同じ空間で親が楽しそうに音読していると、そのうち「読む読むー!」とやってくる日が来ます。
読み聞かせていて、子どもが文章を無視して次のページをめくろうとしたら、めくらせてあげてください。めくることを一緒に楽しんでもいいし、開いたページだけを読んで意味不明さを楽しんでもいい。とにかく「親と一緒に本にふれた楽しい思い出」を作りましょう。
3歳頃から図書館で本を借りる
1〜2歳くらいまでは、同じ本を何度も何度も読む時期。2〜3歳になったら、いろんなストーリーにふれる機会をつくってあげます。
図書館では10冊本が借りられるので、5冊は本人に好きなように選ばせて、残り5冊は私が娘の興味に合いそうな本や少し背伸びした本を借りるようにしています。
ついでに親も読みたい本借りましょうね〜。私はつい子育て本とか健康本を借りてしまうのですが、いまの生活にまったく関係なさそうな本も最低1冊借りるようにしています。
▼先週は、貸出窓口のそばに展示されていたこれ借りました。
- 作者: 鈴木浩三
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
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子どもの疑問を本で調べる
上の子が幼稚園に通いはじめたタイミングで、子どもの疑問を図書館で調べるようにしてみました。
「地球」の次のテーマは「腐るとは?」です。今いろいろと調べているのですが、私も知らないことがたくさんあっておもしろい。子ども向けの本から入るので理解しやすく、次の専門書へのステップアップが簡単にできます。子育てって、何も考えずにとりあえず受け入れていたものに疑問を持って向き合ういい機会。楽しもう!