「人を信じて、仕事を信ぜず」精神でいたほうがいい
PTAの会計関連のことで、配布したプリントに書いてあってさらに定例会で説明したことについて、とある役員さんから「聞いてない」「知らなかった」と言われまして。
そうなってしまう一番の原因は、伝える側の「人を信じて、仕事を信じる」姿勢ではないかとふと思いました。「書いてあるのだから読むだろう、話したのだからちゃんと理解しているだろう」……それって慢心なのではないかと。
そもそも、配っているプリントが読みづらいんですよね。文字がびっしり詰まってて、重要な情報とそれ以外の情報が並列して書いてある。これでは伝わってないのも仕方ないかなと思うもの。
とくにPTAなんて、善意で活動している人たちなので、その人たちに対して「配ってるんだからちゃんと読んでね、知らなくても読んでない方の責任だからね」という姿勢は違うかな、と。少しでも分かりやすく整理して伝える努力は必要。
「信じて信ぜず」とは「人を信じて、仕事を信ぜず」ということです。
人は信じても、仕事のやり方、進め方まで信じるなということです。
人間はポカをする動物です。
そのようなことで、仕事を任せても「任せっ放し」は駄目だということです。
(「克舟先生の「心のサプリメント」 : 信じて信ぜず、任せて任さず。 - livedoor Blog(ブログ)」より)
何度も何度も「頑張って治そう!」と思ったものの、気力だけではどうにもならなかった。途中から、その欠点を直すのではなく、欠点がある人でも失敗しない工夫が大事だと思いはじめてうまくいくようになりました。おかげで、抜けている人視点に立ちやすかった気がします。
ああ、書記になって母の会関連書類を全部分かりやすく作り直したかった……。書記になりたい人が他にいたので仕方ないです。もう役員やる必要ないけど、下の子のときにやろうかしら笑
- 作者: 石田淳
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▲行動科学マネジメントは、「人を信じて、仕事を信ぜず」精神に近い気がします
薬を飲みたがらない2歳の娘がすすんで飲むようになった方法
娘が寝ている間に頭を痒がってグズるので、皮膚科で飲み薬を処方してもらいました。子ども用に甘くしてあるものの、飲むのをイヤがっていたので、最強アイテム・ふせん&スタンプを動員。
お薬を飲んだらチェックするお薬表を作ったら、これが効果てきめん!
表を取り入れてからというもの、「もう一回のむ!」とスタンプ目当てで何度も飲みたがるほど。
グイッと飲めたら自分でスタンプを押していいルールにして、台所の棚の低い位置に貼ってあります。子どもってスタンプ押すの本当に好きですよねえ。
トイレトレーニングなんかもシールやスタンプをご褒美にするといいって聞くので、折を見て実践していこうと思います。
フリクションスタンプ 【星】インキ色:アプリコットオレンジ SPF1204AO
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▲ちなみに使っている★スタンプはこちら。フリクションスタンプは小さくてカワイイから好き。
ふせんノート本に物申す
PTAの会合で「ふせんの人」と呼ばれるようになりました。最近はふせんをベースに生きてます。
というのも、定例会の司会を担当することになりまして。ぶっつけ本番でうまくできないとイヤなので、事前準備のシミュレーションで気づいたことを実際に配布するレジュメにメモするときにふせんを使ってます。狭いところに書き込んでぐちゃぐちゃにしたくないんですよね。
もちろん定例会のレジュメを作るときにも話し合いをしながら、レジュメのたたき台にある確認すべき項目・未定の項目などなどをふせんをペタペタ。
定例会当日も出てきた話をふせんにメモしてペタペタ。新しく発生したTO DOもペタペタ。関係者に伝達するべき内容もふせんにメモメモ。
そんな感じでふせんライフを歩みはじめた矢先、ふせんノート本のレビューがいくつか流れてきたので早速購入して参考にすることにしました。ためになるポイントをブログにまとめて実践しよう! と意気込んでいたものの、ひととおり読んでみてあまりに落胆したのでその話をば。
ハウツー本ではないのか? 具体が少ない
ふせんノートってどんな風に作るんやろ〜ワクワク、と思いながらページをめくるものの、なかなかやり方までたどり着かないまま2/3を読み終わり……。え、ここまで長い前置き必要?
前半の2/3はふせんノートを使うメリットやマインドっぽい話だと思うんですけど、例えがわかりづらいというかズレているというか……。しかも同じことを違う言い方で繰り返してるだけな気が……。いやあ、こんなに長い必要ある?
「ふせんノート」という手法を紹介する本なのだから、もっとハウツーにページを割いてくれてもよかったのでは、なんて思っちゃいました。特にノート術や手帳術系は、使用例としての写真がたくさんあると嬉しいもの。実物や活用法を見せてナンボな気がする。
場面や目的ごとにこんなふうに使いますよ〜、著者はこんなひらめきふせんからこんなアイディアを形にしましたよ〜という具体をもっと説明してほしいですね。
なんか色々ズレてる
タイトルと中身がズレているのも気になりました。“1冊の” とタイトルで言っているのに、本文では「1冊にはこだわらない、むしろ仕事用とプライベート用を分けるほうがサラリーマンとしては自然だ」とある。分類しなくていいのが利点だなんて言いながら、ふせんを貼るノートを分けてる矛盾。ああ、どうすればいいの。
ジョッタとかダーマトグラフとか、あまり馴染みのない単語を前提に持ってくるのにも違和感。ふせんはジョッタ代わりになるよ! と言われてもあまりピンとこないし、今の時代、ダーマトグラフより蛍光マーカーを使っている人のほうが多いのでは。もしどうしてもその用語をつかいたいのであれば、実物写真を入れたほうが親切かも。企業さんに相談すれば商品の写真かしてもらえますしね。それとも世の人たちはジョッタやダーマトグラフは、当たり前に知ってて身近にあるものなの?
ハウツー部分もよく分からない
それに、後ろのほう1/3にせっかく書かれているやり方もよく分からない。
“万能ふせんノート” の作り方が丁寧に写真つきで載っているものの、全然作り方が分からない。写真が見づらいし、写真と手順の対応もパッと見で認識できない。作ったところで何がどう万能で、どう使うといいのかが分からない。
ふせんのアイディアを展開していく方法に「マンダラふせんマップ」「KJふせんマップ」「ストーリーふせんマップ」とあるのに、さらっと名前を出しているだけ。詳細は巻末特典で、ってここのやり方が肝なんでないの? マンダラとかKJ法を知っている人ならまだしも、前書きで読者ターゲットを広げている風な書き方しておきながら不親切すぎないか、と思うのですよ。
そんな中から吸収して役立てられそうなポイントもいくつかありました(全部ふせんにメモするときれいに書くことへのハードルが下がる、スマホケースにふせんを忍ばせる、冷蔵庫の食材をふせんで見える化、枕元にLEDふせんパッドを常備)。
とはいえこれだけ全体の完成度が低いと、元実用書編集としては居ても立っても居られなくて……。実用書の存在価値を信じている身としては、もっとタイトルやアオリにズレがなくて、分かりやすく役立ちそうな本が増えてくれることを願います。
幼稚園PTAのお母さんたちの仕事の進め方が恐ろしい話
幼稚園のお母さんたち、凄いんですよ。会話だけでどんどん事を運んでいくんですよ。私なんか絶対覚えている自信はないし、伝えるべきことを逃さず伝えられる自信もないので、レジュメあちこちに付箋をペタペタ。
あと、クラス役員が3人いるんですけど、クラスの懇親会の運営の話が、たまたま会って話した2人の間で進んでいくんですよね。もう1人に了解とらなくていいの? と思い、私がその場にいなかったもう1人にも情報共有するんですけど、私がいない側だった場合の共有がされなくて認識が食い違うことも多々。これって普通なの?
シミュレーションもザルで、行事の前にしっかり準備しとかないと不安派の私にはとても恐ろしいのですが、他のお母さんたちはスムーズにやりきることもあればグダグダになることもあって。でもまあ過ぎたことはそんなに気にしないよ! みたいな。すごい羨ましい。うまくいかなかったら引きずるよ私。
あと、園中のお母さんと繋がってるんじゃないかというほどの逸材もいて。事あるごとに関係者にどんどん連絡をとったり、園児の名前とクラスをほぼ把握していたり、挙げ句の果てにはその姉妹の学年と名前まで押さえていたり。世間話すら苦手意識のある私からしてみると天の上の存在。
いやあ、お母さんたちってすごいです。尊敬です。憧れます。
【1才11カ月〜2才0カ月】やたら○○したがる時期ですな
疲れ切っていてちゃんとメモできてないので2ヶ月分まとめて。
【1才11カ月】
- カワイイね〜と言うと、わざと顔を隠す してニヤニヤする
- 1人で絵本を音読しているようなときがある。前は読み聞かせのときに一緒にマネして読む感じが多かったけど、1人で本をひっぱりだしてきてそれっぽい言葉を発しながらページをめくっている様子
- 助詞はまだ使えないものの、2語文らしきしゃべりをするように。「ママ(の)コップ」みたいな感じ
【2才0カ月】
- 砂遊びにはまる。濡れた手に砂をつけて、バケツの水
- 母のiPhoneで姉の写真を見るのが好きで、見たくなると「ねえね、しん!(写真)」と要求
- 初めて観測できた3語文は「ママ(の)ヒザがいい」。2語文から3語文への進化ぎ早いのは、語りかけ育児を見直して改めた効果? (ゆっくりめに話す、読み聞かせは助詞も大切に)
- 大大好きブーム。「ママ、がいがいすき!」といって抱きついてくる
- 指切りげんまんにはまっており、私が「お約束ね」というと小指を出そうとする。が、小指だけ出せずに結局人差し指を出す
- 以前は滑れていた高めの滑り台を滑らなくなる。でも登るのは楽しいらしく、登るだけ登って階段から降りてくる
- お出かけ時にやたらバッグを持っていきたがる。2〜3個バッグを持っていこうとするときもあるので慌てて止める
- やたらソフトクリームと写真を撮りたがる
今月の作品
市のPTA前期総会+家庭教育セミナーに出席しました
市のPTA前期総会に参加したので、心に残ったことをザッと記録。
- 初めて生で京都市長を拝見し、スピーチでダジャレをくりだすお茶目さに驚く。やっぱり和服姿はかっこいい
- 去年の市PTA会長の堂々たるスピーチと、今年の会長のたどたどしいながらも一生懸命なスピーチに胸を打たれる。一年でいろんな経験を積まれるのだろうな
- 来賓の方のスピーチ内容はそろって市は子育て環境が素晴らしい」ということ。近くにお寺や神社があり、自然があり、水族館や動物園に自転車で行ける。隣と違って府と市の協力関係があって心強い
- PTAは親育ちの場、出会いの場
- 市議会議員で参与の井上与一郎氏は握手マン。スピーチの最後に「向こう三軒両隣」の方との握手を促す。次会ったときの会話のきっかけに。出会いを大切に
- セミナーは『京町家の食文化と食育 〜先人の教えに学ぶこと〜』(杉本節子氏)
- 下ごしらえを正しくやって食材の嫌な味をぬけば、好き嫌いせずに食べられる子も多い。最近は下ごしらえをしない時短料理が多くてもったいない
- 一汁三菜にとらわれずとも、一飯一香の物+一汁一菜に立ち戻ってみてもいいのでは
- 朝夕茶漬けだったのは、炊飯が昼のみで朝夕は冷や飯だったから
- 京都では竃を「おくどさん」と呼ぶ
- 「おばんざい」は京都の言葉ではなく、朝日新聞に掲載された大村しげのコラムタイトルから発生した言葉。京都の人は「おばんざい」いう言葉を使わない。他県の人が京都の文化を表現した語彙を逆輸入して蓄積していくことも多々
30分前に着くように家を出たのに、駅からすぐのホテル入口から入ったせいで会場まで迷いに迷い……ギリギリの到着になってしまって反省。だってエレベーターはたくさんあるのに、会場階まで行けるエレベーターがなかなかないんだもん。途中で出会った初対面のPTA役員さんが一緒に行き方を探してくれて、本当に助かった。ありがたい。
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幼稚園でPTAのクラス役員になったので、役員決めの葛藤など
何かに背中を押されるように、幼稚園の今年度役員になってしまいました(しかも本部で副会長)。今回は、クラス役員決めの葛藤を書き連ねてみたいと思います。
本当は役員をやらないつもりだった
娘が通う幼稚園では、兄弟合わせて子ども在園中に1度は役員を引き受けるのが原則です。うちは3年違いの姉妹なので、姉妹の在園期間合わせて6年間のうち1度引き受ければいいことになります。
上の子が年中で、下の子はまだ2歳。下の子がいると役員になっても自由に動けないかと思い、上の子のときには役員をやらずに下の子のときに引き受けようと考えていました。だから今年度も役員をやらずに過ごすつもりだったのに……。
立候補を待つ沈黙の重圧
クラス役員決め当日。事前のアンケートですでに立候補者がいて、この日はあと1人の役員を決める感じでした。前年度の役員の仕切りで、役員決めが始まります。
新年度の役員を決める際、どうしても立候補者が出ないことがありますよね。園側の意向で、くじ引きなどでは決めず立候補で決めてほしいとのこと。立候補者が出るのをひたすら待ちます。
みんな気まずそうに伏し目がちで、長く長く続く沈黙。やりたくないけど、もしやらなきゃいけなくなったらどうしよう……誰か手を挙げて……。そんな無言の会話が飛び交い、胸が締めつけられます。役員をすでにやったことがある人は普通にしていられるけど、役員になりたくない未経験者はこうして沈黙の中ドキドキしていないといけないんだよなあ。辛いなぁ。
そんなとき、ふと思いました。
下の子がいるから役員を引き受けないつもりだったけど、別の視点で考えてみると上の子のときに引き受けたほうがいい点もあるよなあ、と。
役員期間中は用事で園に出向く機会が多々あります。前年度の役員のお母さんによると、バザーなどの大きな行事直前は毎日のようにいかなければいけないようです。
上の子の時に下の子を連れて役員の仕事に出向いておけば、下の子が在園中は自分の自由な時間が増える。下の子が園に通いはじめてできた1人になれる時間をPTAに使うのはもったいない気がしてきて。
それに、もし役員を引き受けなければ来年も再来年もこの沈黙の重圧に耐えなければいけないんだよなあ。それは厳しい……。
それなら、今年度やっちゃうか!
ということで、沈黙を破り、役員に立候補しました。その場の勢いでやっちゃった感もあり、初めの定例会までは不安と緊張で胸がいっぱいでしたが、今では何とかなる気がしています。
引き受けたからには精いっぱいやるつもりです。一生に一度の経験、思いきり楽しもう。